3枚目の絵です

次の絵は、抽象画です。ピカソの絵をもとにしていると、作家本人に聞きました。これは現時点では世の中に3点しかありません。広島大学病院と広島市立広島市民病院、そして当院です。初めて見たのは市民病院で、非常に印象に残りました。ひょんなことから画家本人と知り合いになり、頼み込んで作ってもらいました。となりにアイベンロールの作品がありますが、色合いも雰囲気も調和がとれていると感じています。
作家は、原田雅嗣さんという方で、広島国際大学の教授です。以下、大学のHP、教員紹介からです。「海外と日本で40年余り音楽活動をつづけています。アメリカではジョン・ケージ、セシル・テイラーに師事し前衛音楽、特に即興音楽を各地で演奏してきました。現在は前衛音楽に加え中世の音楽及び伝統的ジャズも演奏します。同時に長い間美術活動にも取り組んでおり、スライドミューテーション、アイスペインティング、液晶絵画、など新しい美術技法を作り上げてきました、教員としては創造性について美術や音楽を通して学生と共に考える講義をしています。また文化の源にある宗教についても考えます。大切なのは好奇心と広い視野です。また近年は認知症と音楽療法の関係についての研究、認知症と老人性難聴の関係についても研究しています。」
広島市民病院には隣にもう1点原田さんの作品があります。これも素敵です。